10月6日(土) 公式予選
天候:曇り コース:ドライ
岡山国際サーキット(1周3.703km)
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今日は終日ほとんど曇り空で肌寒い天候の下スケジュールが進行した。
◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆(13:30~3セッション)
例年このサーキットではセットアップに苦労しており、先週このサーキットで1日だけテストの機会を得たが、良い結果は得られなかった。
昨日の練習走行でも先週のテスト時に試した仕様ではコーナー進入時のブレーキングから旋回にかけての挙動に問題があり、トップの中須賀とは0.9秒差の2番手で終えた。今日の予選には、2台のマシンのうち1台は昨日の仕様で、もう1台は新たな仕様で臨むことにした。
40分間のQ1セッション開始時には、ピット内の気温は約20度、路面温度は約25度であった。
まず新たな仕様に変更したマシンでコースに出た秋吉は、4周目には早くも昨日の記録を更新する1分29秒909を記録した。
翌5周目にはまず中須賀が昨日の記録に迫る29秒289を記録してトップに立つと、秋吉も29秒424の僅差に詰め寄り、ライバルと勝負できる状況となった。ここまで試行錯誤を繰り返してきたチーフメカニックから安堵の笑顔がこぼれる。
翌周も29秒639を記録し、ピットに戻って昨日の仕様のマシンに乗り換えた秋吉は30秒台前半で5周してピットへと戻った。やはり今日に向けて知恵を絞った仕様のほうがフィーリングが良いようで、再びマシンを乗り換えた秋吉は、ピットインを挟みながら仕様の確認をおこなった。
最終的に中須賀と秋吉ともに5周目に記録したタイム順で2番手でQ2に駒を進めた。
15分間のQ2セッション開始時には気温は若干上がり約21度、路面温度はほぼ変わらず25度であった。開始早々にダブルヘアピンでの転倒事故のためセッションは中断され、14時20分から残り14分で再開された。
まずは、Q3に進出するためのタイムを記録するためQ1の状態のまま5周してピットに戻るとQ3で使用するフロントタイヤに交換してウォームアップのため2周してセッションを終えた。
Q3開始時の気温は約22度と更に上昇したが路面温度は変わらず25度であった。14時55分から15分間のセッション開始2周目には29秒546を記録してトップに立った秋吉は、3周目には最終セクションで他車に引っかかりながらも29秒115を記録してトップをキープしたが翌周はタイムアップならず。5周目には中須賀が1000分の4秒差で逆転しトップに。
その後は29秒中盤で2周、30秒前半のペースで2周とコンスタントなペースで周回してセッションを終えた。昨日の状況から一転、明日のレースは接戦になるだろう。
◆◆◆◆J-GP3◆◆◆◆(9:25~10:05)
いよいよホームグランプリを来週に控え、このレースウィークを使って調整をおこなうことにした。
もともと日本GP以降3週連続でグランプリが開催される時期に今週の全日本に出場するということで、先週のスペイン・アラゴンから5周連続でのレース出場となる。
セッション開始時のピット内の気温は約17度、路面温度は20度であった。
昨日までとは車体の仕様を大きく変更して臨んだセッションの序盤は1分39秒台前半のペースで周回し、ピットでの調整後38秒台にペースを上げて6番手につけたところで新品のリアタイアに交換、その後37秒943までペースを上げて10番手となったところでセッションが終了した。
最終周には更にペースを上げていたが、最終コーナー立ち上がりで2台が転倒して1台のマシンがコース上に残ったため、その時点でセッションは終了となり、全選手とも最終周にはタイムアップができない状況であった。
明日の朝の練習、そしてレースでも来週のグランプリに向けて更に調整をおこなっていく予定だ。
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