2012年9月10日月曜日

秋吉・ケンタとも、最終ラップの攻防戦がカギに !!

2012 全日本ロードレース選手権 第7戦 九州

9月9日(日)  決勝レース

天候:晴れ  コース:ドライ  気温:25.8℃

大分県 オートポリスサーキット(1周 4.674km)

    (日曜日)天候:晴れ 気温:25.8℃ コース:ドライ

観客:9月8日(土)4,490人/9月9日(日)13,400人

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今朝から晴天に恵まれ、日陰では風に吹かれると肌寒さを感じるが、日なたでは暑いくらいの秋晴れの下でスケジュールが進行した。



◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆(15:10~18周)

今朝の練習走行でトップタイムを記録して好調をアピールした秋吉は、レースでもスタート直後に1コーナーのイン側に飛び込みトップを奪取、そのままレースをリードしていく展開に持ち込んだ!!

序盤に1分49秒前半のペースで走行する秋吉に追従したのは中須賀だけだった。練習時に負傷した高橋の代役として参戦している清成が、4周目には2人とほぼ変わらぬ49秒465のペースで3番手を走行していたが、その時点での秋吉との差は約1.5秒となっていた。

5周目以降は清成が2台よりもわずかに早いペースで追い上げを開始、秋吉との差を0.2秒削りとってきた。8周目には秋吉との差を0.6秒弱とし、トップグループは完全に3台での争いとなった。

勝負は終盤と考えた秋吉は、49秒台中盤のペースでコンスタントに走行してレースをリードしながらスパートの機会をうかがっていた。対する中須賀はあえて前に出ないのではないかと思えるほどぴたりと秋吉の背後につけながらも、これまたタイヤをいたわりつつも秋吉を抜き去るには至らなかったようだ。

9周目以降は清成のペースが若干落ち、11周目には秋吉との差が1秒弱まで拡がったが、翌周から再びその差を詰め、13周目にはその差を0.5秒弱として再びトップ争いは3台に。終盤のスパートを考えていた秋吉だったが、どうやらこれ以上ペースを上げられる状況ではなかったようだ。

14周目には周回遅れが出始めたが3台とも大きくロスすることなく50秒台前半のペースでトップ争いを繰り広げていった。

残り3周となった16周目にレースが大きく動いた! 中須賀がコース中盤の100R 立ち上がりから秋吉に並びかけて先行してトップに立ったのだった!! 更に最終ラップを迎えたホームストレートで清成も秋吉に先行して2番手に。しかし前方を走る清成の辛そうなマシンの状況を見てとった秋吉はこのまま3位キープではなく、コース後半の第二ヘアピン進入で果敢に清成のインに飛び込む勝負を仕掛けた!

残念ながらこの勝負は失敗に終わり秋吉はそのままコースを直進してコース外に!!ただこのコーナーはショートカット用の舗装が施されているため停止後コースに戻ることができたが、後続の柳川がその横をすり抜け、秋吉は表彰台を失う結果となってしまった。

今回の勝負は裏目に出たが、残りのシーズンでも勝負にこだわり挑戦を続けていく!!



◆◆◆◆J-GP3◆◆◆◆(11:50~14周)


ケンタはグリッドの順位をキープしてトップグループを形成して1周目を終えた。前方のターゲットは森だ。2周目には予選タイムを上回る58秒481を記録しており、調整の方向性は間違ってはいなかったようだ。

3周目に森が順位を上げたため國峰の後方についたが、翌周以降は再び森を追う展開となり、5周目にはトップ3台が抜け出し、ケンタはセカンドグループを争った。森とはストレートスピードはほぼ互角だったが先行するには至らず、7周目には森との差が0.4秒程となり、森とケンタはそれぞれ単独走行の状態となった。

しかし、翌周には再び森との差を縮めて9周目に森を捉えることに成功した。同じ周にトップの山田がコース終盤の60Rでコースアウトしたためケンタは7位となった。

翌周は再び森が先行するも11周目にはケンタが森を抜き返し、國峰の転倒もあり6番手となった。12周目には再度森に、13周目にはコースアウト後ハイペースで追い上げてきた山田に先行されたケンタは8番手に。

しかし、最終ラップに突入したストレートで2台をパスしたケンタはそのままポジションを守り切り、6位でフィニッシュした!!

ケンタは今回のインターバルに日本で調整をおこなったことをグランプリの舞台で生かすべく今週ヨーロッパに戻る。その後日本グランプリの前週に岡山で開催される次戦にも出場して最終調整をおこなう予定だ。



「勝負事は勝たねばなりません。また、勝つためにやるのです。しかし結果はいつも勝つわけではないということもわかっています。問題は負け方です。次につながる負け方ならそれはそれで良いのです。今回は2人とも手ごたえを感じながら結果が出せませんでした。再度挑戦です!! 応援ありがとうございました。(藤井)」


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