2012全日本ロードレース選手権 第6戦 菅生
8月26日(日) 決勝レース
天候:晴れ コース:ドライ
宮城 スポーツランド菅生(1周:3.7375km)
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残暑の中、晴天に恵まれてレースがおこなわれた。
◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆(15:47~24周)
今朝の練習走行で昨日までとは別のフロントタイヤを試したところ好感触を得たため、走行後に更にそのタイヤに合わせた調整をおこないレースに備えた。
スタートシグナルのトラブルでスタートがやり直され、規定により24周で争われることとなったレースは、珍しく日章旗が用いられてスタートが切られた。
秋吉は1コーナーに3番手で進入するとその後すぐにトップに立ち、1周目からレースをリードしていった。
2周目を終えた時点での2位中須賀との差は0.5秒。3周目に記録した、予選タイムを上回る1分27秒784は全選手中の最速タイムとなった。流れは中須賀とのマッチレースの様相を呈してきた。
5周目からは中須賀が秋吉との差を更に詰め始め、テールトゥノーズ状態で秋吉を攻め立て、9周目の差はわずかに100分の6秒。更には加賀山が猛然と追い上げを開始、9周目にはトップ2台のペースを0.5秒以上上回る28秒041を記録しながら5周目に約3秒まで拡がっていた秋吉との差を約1.1秒まで詰めてきていた。
翌周その差は0.7秒、バックマーカーが現れ始めた11周目には0.5秒を切り、トップグループは完全に3台となった。
12周目以降は中須賀とほぼ同時にコントロールラインを通過するも、1コーナーでは中須賀は仕掛けず秋吉をピタリとマークする状態が続いた。
秋吉は2台から攻め立てられながらも28秒後半のペースでトップをキープしていたが、16周目の裏ストレートに続く馬の背コーナーの進入時にギア抜けを起こして突然リアのグリップを失ってしまった!!ブレーキングがほぼ終了し車速が落ちていたこともあって、転倒は免れたもののコースを飛び出してしまった!!
実は周回が進むにつれ今週末セットアップを詰め切れなかった部分が徐々に秋吉を苦しめていたが、それでも懸命にトップを死守していたのだった。
抜群のマシンコントロールでランオフエリアを突っ切った秋吉は山口に約3秒差の5位でマシンをコースに戻すことに成功したが、土にまみれたタイヤですぐにペースを上げることはできず、山口を捉えたのは翌17周目であった。3位の柳川との差は約9秒。マシンの状況が改善されたわけではなく、その差を縮めることは困難であった。
18周目の1コーナーでは加賀山が中須賀を捉えトップに立った。一方の秋吉はその後もマシンをコース上に留めることに集中し、きっちりマシンをゴールまで運び4位でフィニッシュした。加賀山はその後も中須賀の追従を振り切り、久々の全日本選手権優勝を果たしている。
「今回は加賀山選手に素直におめでとうと言いたいです。8耐も含めてレースに勝つために我々も日々努力しており、この最高峰クラスで勝利することの難しさを理解しているつもりです。ですから見事勝利を収められた関係者の皆さんに敬意を表します。今回勝てなかった理由、できなかったことを見直してオートポリスに臨みます。これもレースです。(藤井)」
◆◆◆◆ST600◆◆◆◆(11:40~20周)
赤シグナルが消えると好スタートを決めたカズは、初めて体験する全日本でのスタート直後の混雑の中で 3つ順位を上げて1周目を終えた。
2周目には前方の清水の転倒により1つ順位を上げるも、3周目にはS字進入でスタート時に後退した國川に先行を許してしまった。
5周目の1コーナーで日浦にかわされるも、渡辺の転倒もあり順位は変わらず。6周目にはこのレースでのベストとなる1分33秒989を記録しながら日浦を追った。
9周目にはムハマドが後退して17位となり日浦が中津原の前に出たため、今度は中津原を追う展開に。10周目には小林がSPコーナーで転倒したため順位を1つ上げ、12周目には横江のリタイヤと日浦の後退により14位までポジションを上げた。
15周目の1コーナーでのチャランポンの転倒と稲垣の後退により12位となると、16周目の3コーナー進入で遂に中津原を捉え11位に浮上。
しかし翌周の浦ストレートで岡村に並びかけられると、馬の背の進入で先行を許し再び12位に。
19周目の馬の背で津田が転倒したため11位となると、最終ラップにはトップの岩崎までもがシケインで転倒、すぐに再スタートを切ったためカズの順位は変わらず11位で全日本選手権のデビュー戦を終えた。
多数の転倒者が出る中、自身も終盤の馬の背でフロントが切れ込んでマシンから投げだされそうになりながらマシンを立て直して転倒を免れてしっかり完走を果たした。
終わってみればスタートから10位ポジションを上げてフィニッシュ、同時に選手権ポイントを獲得して最終戦MFJグランプリの出場権を得ることができた。
次回は鈴鹿選手権でチャンピオンを獲得したホームコースでの最終戦への出場を予定している。 .
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