2008年9月9日火曜日
【菅生予選】8月とは思えぬ寒さの中、4人は苦しみながらも戦いを挑む!
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2008全日本ロードレース選手権第4戦 菅生
8月23日(土) 公式予選/GP-MONO 決勝
天候:くもり時々雨 コース:セミウエット/ドライ/ウエット
宮城県 スポーツランドSUGO(1周 3.7375km)
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今回は前半戦からのインターバルが長かったため、開幕戦同様木曜から練習走行が行われたが、2日ともあいにくの雨模様となった。
予選日の今朝は昨日の雨はあがったものの、路面が乾ききらぬままGP-MONOの予選が行われた。その後は走行ライン上は乾いた状況で午前のセッションが進行した。GP-MONO、125、1000、600の順にセッションが行われ、1000以外は1回のセッションで明日のグリッドを争った。
午前の1000の予選後雨が降り出しその後は小雨の中でスケジュールが進行した。
◆◆◆◆ST600◆◆◆◆
昨年のこの大会では予選2番手のタイムを記録している岩田だが、今週は気温が低くマシンのセットアップが決まらない!
40分のセッション中に2度ピットに戻り調整を重ねたが、表情は冴えない。残り時間が15分程となったところで新品タイヤを装着してタイムアップを図った岩田だったが、単独ではタイムアップは果たせず、その時点でトップタイムを記録していた小西の1分33秒915に対して34秒641どまり。このままでは決勝のグリッドは後方に沈んでしまう。その後も小林、野田が33秒台のタイムでトップタイムを更新していく中、岩田はペースの速いライダーに追走してタイム更新を狙った。そして予選終了間際、いきなり33秒854までタイムを短縮を記録して5番手に浮上することに成功したのだ!
明日は願わくばドライコンディションで走りたいという岩田だが、予報は無常にも終日雨である。
◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆
今回の大会ではこのクラスのみ予選セッションが複数回行われた。まず午前のセッションの上位37台が午後のセッションに進出する。午後はノックアウト方式と呼ばれる3つに短く分割されたセッションが進行するにつれ走行できる選手を絞ってゆくというものだ。20分間のセッション1の上位24台が15分間のセッション2へ進出し、最後に上位12台で争われるセッション3が12分間おこなわれる。
GP-MONO、GP125のセッションがおこなわれるにつれてコースの走行ライン上は乾き、1000のセッションを迎えた。
開始早々にピットに戻ってリアのショックユニットを交換して再びコースに戻った辻村は、3周して再度ピットに戻って更に調整をおこない、その後は午後のセッションに進むための基準タイムをクリアしてセッションを終えた。決勝グリッドを決めるのは午後のセッションでのタイムであり、このセッションでのタイムは参考程度に過ぎないが、マシンのセットアップが決まらずペースをあげることができなかったのも事実だ。
昼頃から小雨が降り出し、午後のセッション1が開始される頃には完全なウエットコンディションとなった。2周目には6番手のタイムを記録するなど、現状では乾いた路面よりも濡れた路面のほうがトップとの差が少ないようだ。上位24台が進出するセッション2では徐々にタイムを詰めて10番手につけ、翌周記録した43秒639のタイムでは12位となってチェッカーフラッグを受けた。この後まだチェッカーを受けていない選手が辻村のタイムを上回るらなければセッション3へ進出できる状況であった。しかし、波多野、佐藤が相次いで辻村のタイムを上回り、辻村の順位は14位に確定された。
シーズン序盤からマシンのセットアップが決まらず苦しんでいる我々だが、後半戦を迎えてもまだ苦しんでいる。昨日の練習に比べて順位を上げてはいるものの、それは我々の望む位置からはかけ離れすぎている。明日はウエットコンディションでのレースが予想されており、より良いセットアップを見つけるべく更に調整を進めてゆく。
◆◆◆◆GP125◆◆◆◆
GP-MONOのセッション後、走行ライン上はほぼドライコンディションでセッションは開始された。序盤、マシンの調子が今ひとつだったためピットに戻ってチェックと調整をおこなった菊地だったが、原因の究明には至らず再びコースに出て一時は2番手となる、39秒770を記録した。その後ピットに戻って再チェックの後、最後のタイムアタックをおこなった。最終周には38秒533までタイムを削ったが、他の選手がそれ以上にタイムアップしてきたため、思ったほど順位をあげることができず、10番手でセッションを終えた。決勝までに不調の原因を洗い出し、レースではもちろんトップを目指す。
ケンタはその前のGP-MONOで路面コンディションを把握していたため、セッション開始直後は6番手となるタイムを記録する場面もあり、その後もどんどんタイムを縮めていった。さすがにその後は他の選手がタイムを詰めてきたため、最終周に記録した40秒727で29位となった。
◆◆◆◆GP-MONO◆◆◆◆
朝一番でおこなわれたセッションでは昨日の雨が残り、溝のない晴れ用タイヤと溝付きの雨用タイヤのどちらを選択するか難しい状況であった。選手によって装着タイヤはまちまちで、我々はセッション後半に路面が乾くことを想定して溝のない晴れ用タイヤを装着し、セッション前半は状況把握に努めることにした。走行ライン上が乾くにつれてタイムを短縮していったケンタは終了間際には46秒321までタイムを詰めて10番手となり、最終周には更に2秒程短縮する44秒545を記録して6番手でセッションを終えた。
午後2時35分からおこなわれた決勝は雨模様。できればドライで走りたいというケンタの願いは叶わなかったが、コンディションはどのライダーも同じだ。ただ、雨のレースでは、そのサーキットでの走行経験の量がモノをいうケースが多く、その点で雨の菅生での走行経験のないケンタは圧倒的に不利だ。スタートを失敗したケンタはその後もペースを上げることができず、終始単独走行のままレースが進行してゆき、転倒で脱落する選手が相次ぐ中、滑るマシンをコントロールして最後までコースに留まり12位でフィニッシュした。予選結果からすれば更に上位でのフィニッシュも視野に入っていただけに、しきりに悔しがるケンタ。しかし雨という未知のコンディションを言い訳にせず、自身の技術を磨きたい、という姿勢は潔かった。
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