日本 GP に行ってきた。
今は帰りの新幹線だ。
BS の皆様おめでとうございます。
決勝日は気温も低く少し心配しましたがスタートした瞬間
無用な物となりました。
来期からタイヤがワンメーク化されるらしいですが
これもＢＳが歴史を変えた証拠だと思います。
それだけ強く素晴らしいタイヤになった証ですから
次へ向けて気持ちを切り替えていただきたいと思います。
それにしてもモトＧＰはタイヤのお化けが走っているみたいですね。
なんと最大バンク角は 60 度を超えているらしいですよ！
膝をするのではなく
膝はマシンにたたんで
肘が擦っていますね（笑い）
ブレーキングも異常なぐらいのストッピングパワーなのでしょう、、、、、、、、
この辺まで書いていて眠りにつきました。
白子へ戻ると、ＴＳＲのお客さん同士が結婚されたので
藤井家と食事をしていると聞き駆けつけました。
角谷御夫妻です。
オートバイが縁で二人は結ばれました。
おめでとうございます！
このブログを読んでくださる皆さんもオートバイが縁なのです。
チャンピオンになったＢＳさんも
ＦＣＣさんやホンダの皆さん
茂木で声をかけてくれた大勢の人達もバイクが縁なのです。
ＨＲＣのピットへ行ったらマットが「マサ」と声をかけてくれた。
彼は 8 ８年にエビアン（飲み水）をスポンサーにした８耐のライダーだった。
イギリス人らしく、とても速く礼儀正しい紳士であった。
当時のことは良く覚えている。
ＲＣ３０をベースに創ったＴＴＦ１でフランス人のロアと組んでＴＥＡＭ ＥＶＩＡＮは
18 位だった。
今思うとＴＳＲは、このころから、いや最初からレースはスポンサーの名前やカラーでするものだと考え行動していたね。
90 年の平さんが勝った８耐にもマットとロアは出場した。
この時はＴＥＡＭ ＫＡＷＡＩＳＴＥＥＬである。
ＥＶＩＡＮの時もそうだったがＴＳＲのピットはカッコよかった。
（この当時にバーがあったんだ）
この年の８耐は 10 周で終わった。
残念だが転倒してしまった。スタッフ総出で必死の作業でマシンを修復した時に意外な事をマットが言った。
「リタイヤする！」
「走ることは出来るが、スローペースでしか走れない！それは８耐を走るスペシャルなライダー達に対する冒涜である」と言ってガンとして聞かず走らないでリタイヤとなった。
泣き崩れるスタッフやスポンサーのＫＡＷＡＩＳＴＥＥＬ社長様達に申し訳なくて
非常に困ったものだった。
しかし時がたち彼の言っていることもわかる気がしたものだった。
伊藤も同じようなことを言っている。
そのマットは今ジャーナリストとして活躍している。
ロッシの自叙伝は彼が書いているので読んだ人も多いだろう。
ずいぶん痩せているので
「久しぶりだね、なんだ、お前は痩せてしまって！ガンかエイズだろう！」と笑ってかましてやった。
私の素晴らしい英語を聞き取れないのか何度も聞き返すので
「お前も馬鹿になったな？」と言うと笑っている。
「俺は 2006 年に８耐勝ったぞ！」と言うと
マットは「知っている。嬉しかったよ」
「ＧＰはどうするんだ？」と聞いてくるから「 600 で行きたいね」
「ホンダのエンジンを使ってＴＳＲがシャーシーを創るんだ」
「マサそれは良い！素晴らしい」
まあ、こんな事を話すと私が英語を話せるように思うでしょうが
面白い中国人が話す日本語レベルだと思う。だが我々の間には
バイクがあるので通じるのではないかな。
これもバイクの縁だね。
写真はダッロップコーナーを駆け抜ける伊藤。
この角度もタイヤの進化がもたらす。
投稿日時：2008/09/30 00:02:23 投稿者：【藤井正和】
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