2012年11月5日月曜日

4耐が光っていた。

懐かしい人からメールが来た。
写真は88年鈴鹿4耐で初優勝した時だ。
途中まで1,2位を走行していた。
このころは500台を超えるエントリーがあり
予選通過するだけで物凄い価値があった。
土曜日でも7万人を超える観客が観に来ていてくれた。
この4耐が現TSRの起点だと言える。
「ともかく、勝ちたい!」
「何が何でも勝ちたい!」
がむしゃらに勝つ為だけに取り組んでいた。
FCCと出会ったのもこの年だ。
このブルーカラーはFCCでは無くゼネラル石油がメインスポンサーだったからだ。
まあ昔話は良いだろう。
このころはレーサー販売も順調で1991年には300台を超えるレーサー販売を記録した。
HRCに一月の支払額が1億円を超えることも珍しくなかった時代だ。
それがドンドン落ち込み
昨年を持って2ストから4ストへ移行する転換期でさえNSF250販売台数は10数台。
なんと今年は0だ!
元々、趣味の世界で小さい業界だから社会問題などにはなるはずもなく
このまま減少して行くのだろう。
後は施設(サーキット)が何時までレースをやってくれるか!
我々は鈴鹿がある限り
どんな形になろうと参戦し続ける!
その為に事業形態は変化対応して行けば良いし
思い残すレースはしてきていない!
今年でさえ、やれることは全て行って来たし悔いは無い!
皆さんは不思議に思うだろうが
勝ったレースは思い出や記憶には殆ど残らない。
負けて悔しく、情けなくて、勝つ為に再度やり直して取り組む事の方が
鮮明に残って行く。
今からバレンシアWGP、バレンシアのスペイン選手権、そしてNGK杯と戦う!
明日の為に!
未来の為に!
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