2011年7月5日火曜日

秋吉が2レースとも完全勝利で開幕3連勝!!!




NSF250Rデビュー戦、ケンタは6位フィニッシュ!!

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2011全日本ロードレース選手権 第3戦 
7月3日(日) 決勝レース
天候:晴れ/曇り コース:ドライ
栃木 ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)
観客:16,000人(土・日)
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今朝は晴れていたが時折曇り、JSB1000クラスのレース時には雨がぱらつく場面もあった。

◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆ (第1レース 11:00~ 18周、第2レース 15:25~18周)
今朝の練習ではピットに戻ることなく1分50秒台中盤から後半のペースで連続して周回を重ねてタイヤとマシンの状態をチェックしてレースに備えた。秋吉は加賀山と0.3秒差の2番手で、トップタイムを記録した加賀山は開幕戦にも増してペースが速く、レースでも2人のバトルとなることが予想された。
レース前には雲行きが怪しくなり、わずかに感じる程度に雨がパラついていたが路面を濡らすほどではなく、そのままスタートが切られた。その頃の気温は29度、路面温度は38度、湿度79%であった。加賀山が秋吉以上の好スタートでホールショットを奪い、その後ろに中須賀、高橋を従えて1周目を終えると、2周目には高橋が3位に浮上してきたが、秋吉は加賀山の後ろからじっくり状況をうかがっていた。
ところが3周目の裏ストレートで加賀山のペースが若干落ち、秋吉はそのまま90度コーナーでインに入りトップに立った。その後2人は5周目までは1分50秒台前半からフラットあたりのペースで後続を引き離していった。
6周目には49秒台にペースを上げ、7周目の秋吉のタイムは予選を上回る49秒636。秋吉が8周目にもほぼ変わらぬ49秒702を記録したのに対し加賀山は50秒160と、若干ギャップを築くことができた。
レースも前半を終えようという9周目のS字一つ目の進入で加賀山が転倒、これで秋吉は独走モードに突入!!しかし、この頃ぱらついたり止んだり下雨の影響で路面が滑りやすくなっていたようで、秋吉自身もヒヤリとする場面が度々あったようだ。しかし、先週のグランプリの舞台オランダの気候と比べればマシだったようで、50秒台前半から後半に徐々にタイムを推移させながら、後方の高橋との約10秒の差をマネジメントしながら周回を重ねた。
14周目以降は周回遅れが出始め、ペースダウンを余儀なくされたが、1台1台丁寧にパスしながらチェッカーを目指し、見事開幕2連勝を達成した!!

第2レースのスタート時の気温は31度、路面温度は40度、湿度は76%であった。このレースにも第1レースと同じセットアップで臨んだ。
序盤は第1レース同様の展開となり、ホールショットを奪った加賀山に秋吉が追従、その後に中須賀、高橋が続き、2周目には2台ずつ2つのグループを形成した。
レースが動いたのは4周目。加賀山のペースが第1レース程には上がっていないのを見てとった秋吉が1コーナーでインを奪って先行し、加賀山も5コーナーでは鋭い突っ込みで秋吉に揺さぶりをかけたが、それも束の間、加賀山の51秒5184に対して秋吉は50秒154のペースで周回し、更に6周目には50秒599に対し49秒924と、徐々にその差を拡げにかかった。
その後8周目にはこのレースのベストラップとなる49秒837を記録するなど、加賀山より0.5から1秒以上早いタイムで周回を続けた秋吉は、みるみるその差を拡げていった。
12周目にはバックマーカーが出始めたが、第1レース同様に丁寧にパスしていき、第1レース同様派手なウイリーでトップでチェッカーを受け、無事に25ポイントを持ち帰った。
これで開幕3連勝、この週末だけで50ポイントを獲得し、チャンピオンシップでも2位に15ポイントの差を築くことができた。

◆◆◆◆◆J-GP3◆◆◆◆(10:15~ 12周)
今朝の練習を7番手で終え、徐々にマシンを理解してきたケンタ。スタート前には今朝からの日差しは影を潜め、空は曇ってきていたが、気温29度、路面温度44度、湿度77%の暑さであった。スタート後の1コーナー、3コーナーで他車の先行を許してしまい、12番手で1周目を終えたケンタだったが、2周目には予選タイムを上回る2分3秒952を記録して一気に8番手まで挽回すると、3周目に安村、4周目には鎌田の相次ぐ転倒により6位となった。
この頃トップグループは3台、セカンドグループが2台、そしてケンタは1人でセカンドグループを上回る3秒台前半のペースで彼らを猛追しており、6周目には山本剛大、山田のセカンドグループに加わった。
7周目には予選タイムを更に上回る2秒717とセカンドグループで唯一2秒台のペースで走行し、ホームストレートに戻った際に5位に浮上した!!
8、9周目には一旦グループのトップに立つも、毎周90度コーナーで抜き返されたが、10周目にはS字1つ目で山田にインに入られるも、そのままかぶせて5位を守った。
最終ラップの1コーナーで勝負に出たケンタは、1コーナーで山本剛大をかわして集団のトップに躍り出た!!しかし3コーナーで逆に2台に交わされ、終了までチャンスをうかがったが、残念ながらそのまま6位でレースを終えることとなった。
勿論反省点もあり、坂田監督の檄が飛んだことは言うまでもないが、同じマシンを駆る仲城と0.06秒差のベストラップを記録して、このクラスにデビューしてからの最高位でフィニッシュできたことは大きな収穫であった。

「秋吉が2レースとも完全制覇し、ケンタも3位と6位でシーズンをスタートすることができました。この調子を崩さずに、全日本選手権のタイトルを狙っていきます。
明日からは8耐に向けて集中して取り組んでいきます。ありがとうございました。(藤井)」
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いよいよ今月末、7月28日(木)~31日(日)に、三重県・鈴鹿サーキットにて開催される世界耐久選手権 第3戦 鈴鹿8時間耐久レースでは、秋吉/伊藤/清成のライディングで優勝を目指します。
全日本ロードレース選手権 第4戦は、J-GP2クラスのみの開催となるため、次戦は8月27日(土)・28日(日)に宮城県・SUGOサーキットにて開催される第5戦となります。



NSF250R いよいよ実戦デビュー!!
秋吉が第1レースのポールポジション獲得!!
ケンタもMONOで表彰台獲得!!
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2011全日本ロードレース選手権 第3戦 
7月2日(土) 公式予選/GP-MONO決勝
天候:晴れ コース:ドライ
栃木 ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)
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梅雨の晴れ間の暑い日差しの下スケジュールが進行した。
GP-MONOの予選開始前には若干雨がぱらついたがすぐに止み、大きな影響はなかった
震災の影響によるスケジュールの変更のため、第3戦となる今大会でようやく今シーズン初めて全クラスが開催された。

◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆ (14:00~ 40分/15分/12分の3セッション)
今大会ではこのクラスは2レース行われることになっており、予選の第1セッションのタイム順で第1レースのグリッドが、第3セッションのタイム順で第2レースのグリッドが決定されることになっている。
秋吉は急遽先週オランダで行われた世界グランプリに参戦したために事前テストをキャンセルしており、開幕戦に引き続き事前テストなしのぶっつけ本番でレースに臨むこととなったため、マシンを仕上げる時間は不足していた。
金曜の練習走行では唯一1分50秒台を記録して総合トップとなるも、今日の予選セッションの時間をセットアップの確認に充てざるを得なかった。それでも第1セッション開始後3周目に記録した50秒348で明日の第1レースのポールポジションを獲得してみせた!!
その後もセットアップを変更しながらマシンの挙動を確認していたため、セッション終盤にピットで作業を行っている間に加賀山が0.066秒差まで詰め寄ってきた状況だ。
この頃には気温が30度、路面温度が48度、湿度が76%であった。第2セッションでも第1セッションと同様に確認作業を行っていたため、逆に加賀山が0.061秒差でトップに立った。
第3セッションではいよいよタイムアタックを行えるところまできた。序盤に加賀山が49秒840を記録して場内を沸かせると、続いて秋吉も49秒台を記録した。しかしわずか1000分の7秒差で加賀山の記録に届かず。翌周には49秒904を記録すると、その後も確認作業を続けてセッションを終えた。
いつもながら秋吉は予選順位にはこだわっておらず、あくまで明日のレースに勝利するために、コンスタントに好タイムで周回できるセットアップを確認することに重きを置いている。

◆◆◆◆J-GP3◆◆◆◆(8:30~9:10)
今回がホンダのニューモデルNSF250Rの世界初レースである。しかし、4ストロークマシンで2ストロークマシンに立ち向かうのは容易なことではない。今シーズンは2度世界タイトルを獲得したチームOBの坂田が監督として復帰してケンタの指導に当たっており、ケンタは試行錯誤を繰り返しながら開幕を迎えた。
まずは中古タイヤでコースに出たケンタは、序盤に2分4秒055を記録して5番手につけ、ピットに戻って前後タイヤを新品に交換すると、残り15分程のセッションで更にタイムアップを狙った。しかしなかなか全周を通じてベストのタイムをマークするには至らず、その頃トップに立った徳留には及ばなかった。それでも最終周にタイムを更新したケンタは4秒001で3列目8番グリッドを獲得した。
セットアップを変更する余地がまだ少しあるので明日の朝の練習で試し、レースまでに更にトップとの差を詰めたいところだ。

◆◆◆◆GP-MONO◆◆◆◆ (予選 10:10~55、決勝  1 :00~12周)
金曜の練習を3番手で終えて臨んだ予選セッションが始まる前に若干雨がぱらついたため、前輪には中古タイヤを装着してコースに出たケンタは、3周目にピットに戻り微調整をおこなった。その頃トップは5秒465を記録した小室で、ケンタは3番手だった。
周回を重ねるごとにタイムを縮め、6秒101までペースを上げると2周後にはピットに戻り、前後タイヤを新品に交換して更なるタイム短縮を狙った。
コースに出て3周目に5秒471を記録した時点では2番手となったケンタだったが、すぐに長島が5秒235を記録してトップに立ち、再び3番手となった。更に小室が5秒168を記録してトップを奪い返すなど、上位3台が他を引き離すタイムを記録してトップ争いを繰り広げた。
セッション終了時にはそれ以上の変動はなく、ケンタは決勝レースを最前列右側からスタートすることになった。

決勝レースでは、全車が整列し、いよいよスタートという時にエンジンをストールさせる車両が複数発生し、1周減算されてウォームアップラップからやり直しとなった。再スタートの際もストール車両が発生したが、それはコース外へと移動され、レースがスタートされた。
4番手で1周目を終えたケンタは2周目の1コーナー手前で3位に浮上すると、裏ストレート終わりの90度コーナーで小室のインを奪って2位となったが、すぐに抜き返された。しかしこの周既に自身の予選タイムを上回る5秒298を記録しており、レースは序盤から終盤までハイペースでの展開となった。
ケンタは翌周の裏ストレートでも小室の前へ出て再び2位となったが、トップの長島とは若干の差ができていた。5周目には今度は小室が90度コーナーでケンタのインをさして前へ出て長島との差を詰めにかかり、ケンタもそれに追従した。
7周目の裏ストレートでもケンタが一旦小室の前に出るも、小室が90度コーナーのインを奪い返して順位を守った。昨年ならアウトから進入したケンタがクロスラインで抜き返すといったシーンも見られたが、現状ではコーナー立ち上がりでのマシンの挙動が思わしくなかったようだ。
9周目にはメインストレートで小室を抜き返して2位に浮上するも、2コーナーで再度先行を許してしまった。翌周にも裏ストレートで先行するも、90度コーナーで抜き返され、さらにその後ケンタがハイサイドを起こしてしまい、あわや転倒というという場面も見られた。
最終ラップでも挽回のチャンスをうかがったケンタだったが、3位でレースを終えた。
事前テストの際から今ひとつ調子が良くなかったが、予選では少し良くなり、決勝では3台でトップ争いができるところまできて表彰台を獲得できたことは、シーズンの滑り出しとしては悪くない結果であろう。


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