2009年4月21日火曜日

秋吉耕佑+F.C.C. TSR Honda、2分6秒488!予選でも堂々かつ余裕のポールポジション!

全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿2&4レース
秋吉耕佑+F.C.C. TSR Honda、2分6秒488!予選でも堂々かつ余裕のポールポジション!


ポールポジション獲得直後のピット。勝利を狙う握手

今回は四輪のSUPER GTと二輪の併催イベントで、JSB1000クラスのみの開催である。
新加入の秋吉の真価をお見せするときがいよいよやってきた。先週ようやくここ鈴鹿でテスト走行をおこない、好タイムを記録することができたが、今年からホンダのマシンに乗ることになった秋吉にとって、マシンを仕上げる時間は十分ではなく、昨日の練習走行でもトップタイムを記録しているものの、予選開始時点ではまだセットアップを煮詰める余地を残していた。
予選に先立っておこなわれた8時間耐久レースの発表会に、タッグを組む伊藤、監督の藤井と共に出席した秋吉は、魅せる走りが得意なのでワクワクしていると耐久に向けての抱負を語っている。


予選に先立って行われた鈴鹿8耐の公式記者発表会に登場した伊藤真一と秋吉耕佑

◆◆◆◆JSB1000◆◆◆◆
今年の予選はノックアウト方式が採られている。予選セッションを3つに分け、まず、Q1という30分のセッションの結果、上位24台がQ2へ、更に上位12台がQ3へ進出して、上位12の決勝グリッド順を決定する。3つのセッションと決勝を通じて使用できるタイヤは前後3セットに制限されているため、3つに区切られた予選セッションで使用できるタイヤは実質的には2本である。
午後の暖かい陽気の下開始された30分間のQ1では、最初にピットインするまでの5周のうち、3周目以降は2分7秒台で連続して周回し、早くも4周目には7秒298を記録しているが、まだマシン調整の余地があり、Q3でアタックできる状態にすべく、その後もすぐにピットに戻って再度調整をおこなったところでQ1は終了となった。結局、秋吉が4周目に記録したタイムを上回る選手は現れず、秋吉の記録がトップタイムとなったが、ここでのタイムはあくまで参考タイムだ。
短いインターバルを挟んでおこなわれた15分間のQ2ではQ1と同じタイヤを装着して走行し、混雑の中4周目に8秒851を記録したところで翌周にはピットに戻り、更に調整をおこなうためそのまま走行を終えた。このQ2でトップタイムとなったのは酒井が記録した8秒244であるが、おそらく多くのチームがQ3に備えてこのQ2では新品タイヤを装着していないであろうから、Q1を上回るタイムを記録しておらず、これもあくまで参考タイムである。
いよいよ迎えたQ3、まずはこれまで装着していた中古タイヤを装着して走行し、先程の変更についてマシンの動きを確認した後、2周目にはピットに戻り、前後タイヤを新品に交換していよいよタイムアタック開始だ。1周のウオームアップの後、昨年の全日本選手権で記録した自身のコースレコード7秒295をいきなり更新する6秒752を記録した秋吉は、そのままアタック2周目にはいり、翌周には6秒488という驚異のタイムを記録、2位酒井に0.7秒近い大差をつけてポールポジションをかっさらった!!
Q2までは攻められるところまでマシン調整を詰め切れていなかったが、Q3で初めて攻めたと語る秋吉。四輪のタイヤのラバーがコース上を覆っている状況なので、コーナー立ち上がりでアクセルを開けた際に滑りやすく、また、東コースと呼ばれるコースの前半分部分のみが新舗装され、ダンロップコーナー以降の西コースとの路面の継ぎ目で僅かなショックがあること、また、コースの半分ずつが違う舗装状況であることなどを考慮するととんでもないタイムといえるのだが、本人の想定タイムは更に上のようで、周りのスタッフほど興奮していないあたりが秋吉らしい。
とにかく明日の決勝でもコンスタントに7秒台で走行することが可能であるから、かなり余裕を持ってレースに臨めることはいうまでもないが、秋吉+FCC TSR Hondaは始動したばかり。明日のレース以降をも視野に入れ、更にマシンを仕上げてゆきたい。




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