新たな息吹

今到着した。

菅生から約７９０ｋｍ

予定の午前０時より早く鈴鹿インターを通過しそうだったので

途中ゆっくり走り時報と共にＥＴＣゲートを通過した。

今回の菅生は一言「雨」につきるね！

キーさん（木引カメラマン）もフルウエットは６年ぶりじゃないか？

と言うぐらい完全な雨の決勝は久しぶりで

練習日から雨が絡むのも久しぶりだった。

レースの展開はＨＰで確認してもらうとして

レースの面白さを伝えたい。

まずレースはヒューマンスポーツであり

走る格闘技である。

先日お伝えしたように合宿でのケンタは絶好調で１２５は３６秒台

ＧＰモノはレコードに等しい３８秒台で走っていた。

その同じライダーが同じマシンに乗って

全日本の結果はＧＰモノが１１位

１２５はトラブルでリタイヤである。

では何が変わったのだろうか？

天候も大きく左右する。合宿の時はドライが殆どだった。

しかし一番は人間である。

合宿の時は講師としてＷＧＰメカニックの経験もある工藤氏につきっきりで面倒見てもらったし菊池のチーフメカである奥谷も手助けしてくれた。

しかし今回は新人メカニックの末澤一人が担当した。

その差は歴然としている。

何も技術的なことだけではない。

勝てる体制、勝てる雰囲気を創り出せない。

同じ道具で同じライダーを使ってもこれだけ結果に差が出てくる。

ここがレースの面白さの一つである。

レースはマシンやハードパーツそしてライダーに目がいきがちだが

実は裏方であるメカニックやスタッフ達による影響力が大きい。

だから我々は新人育成に力を入れている。

「ＴＳＲが強くなるのは新しい人達の伸び率しか強くならない！」

私はこう断言している。

我々の伸び率は残念ながら知れている。

ところが末澤や秋山、松田達はこれからだ。

だから辛いことや大変な事、多くの失敗を乗り越え育って欲しいと思う。

今頃はみんな疲れて眠っているのだろう。

「頑張れ！負けるなよ」


写真はまた今度！
ネットワーク状態が悪い！！　中西仕事しろよ！
それとサーキットで多くの人が声をかけてくれるが
レースに集中しているときは対応できない！
生意気だと思われるだろうが理解してください。
今回はみちのく一人旅さんも無視してしまった。
申し訳ないと思っているが今後も態度を変える気はない。

投稿日時：2008/08/25 01:40:04　投稿者：【藤井正和】


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