2012年11月3日土曜日

秋吉が耐久でもスプリントでも今年の鈴鹿を制す!!

 

2012全日本ロードレース選手権 最終戦 MFJ-GP

10月28日(日) 決勝レース

天候:雨  コース:ウエット

三重 鈴鹿サーッキット(1周5.821km)

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深夜に降った雨が路面を濡らし、一旦雨は止んでいたが、今朝の練習走行の頃には雨がぱらつき、

その後本降りとなった。JSB1000クラスのレース中から勢いを増した雨の影響でその後のスケジュールは

大幅に変更され、J-GP3クラスは中止に、J-GP2クラスは時間を変更して8周で、JSBクラスのRACE2は12周で

おこなわれることになった。
◆◆◆◆JSB1000 RACE 1◆◆◆◆(10:15~15周)
雨がぱらつき路面が濡れた状態でおこなわれた今朝の練習走行では2種類のレインタイヤを試してトップタイムを記録しレースに臨んだ。
本降りとなったレインコンディションでスタートが切られると、好スタートを決めて1コーナーに真っ先に飛び込んだのは秋吉だった。1周目を終えた時点で2位の中須賀との差は0.6秒。
3周目にはその差を1.2秒にまで拡げた秋吉だったが、中須賀もコース後半区間では秋吉以上のタイムを記録し、4周目、5周目は秋吉を上回るラップタイムを刻んで秋吉に喰らいついてその差が少しずつ縮まり、この2人のマッチレースが繰り広げられていった。
しかし、6周目に秋吉がペースアップするとその差は1.7秒となった。
8周目には早くも周回遅れが現れ、また、雨量が増したため秋吉がペースを落とし、その差は再び0.6秒となり、翌周には0.3秒まで縮まった。この頃から雨量が増えて路面状況が悪化し、先頭を走っていた秋吉は前者の水しぶきの影響を受けることこそなく視界は確保されてはいたが、悪化する路面状況に応じてペースをコントロールしていた。
10周目には中須賀も前周より約3秒以上ペースを落とし、2人の差は約0.9秒となった。
11周目には周回遅れを処理するタイミングで若干差が詰まったものの、翌周再び秋吉がペースアップすると中須賀は追従せず、その差は2.4秒となり、周回ごとにその差が拡がっていった。逆に中須賀と後方から追い上げてきた高橋の差は13周目の5.3秒から14周目には2.2秒に縮まっていた。
迎えた最終ラップの1コーナー、中須賀が水の膜に乗り為すすべなく転倒しリタイヤしてしまった!! それ程の悪条件下であり、秋吉とていつコントロールを失うかわからなかったが、無事チェッカーまでマシンを運び、今季の全日本選手権での初優勝をもぎ取った!!

◆◆◆◆JSB1000 RACE 2◆◆◆◆(15:20~12周)
レース開始前にほとんど止んでいたが、直前に再び降り出してしまった雨の量はRACE1に比べれば少なかった。
今回ホールショットを奪って1コーナーに飛び込んだのは高橋だった。しかし2コーナーで秋吉がそのインを差してトップに立つとそのまま後続を引き離し、1周目には早くも2位の高橋に2.8秒のギャップを築き上げた。
2周目にその差を7秒とした秋吉は、自分のペースを守ってぐいぐい独走態勢を築き上げ、5周目には13.5秒までリードを拡げた。
7周目に高橋と山口が相次いでスローダウン、高橋はピットにたどり着いて修復をおこない再スタートしたが、山口はコース脇でマシンを停めてリタイヤとなってしまった。
2位となった中須賀の8周目のペースは秋吉と変わらなかったが、その周を追えた時点での18.4秒の差を残り4周で埋めるのは至難の技だ。
10周目に中須賀をパスして2位となった柳川との差は21.7秒まで拡がっており、そのままの順位で秋吉がRACE2でも連勝を飾った!!

尚、ST600クラスに出場したカズこと小島一浩は、スタートこそ出遅れたものの周回ごとに自己のタイムを更新して順位を回復し、17位でフィニッシュ、デビー戦に続き選手権ポイントを獲得している。

「全日本最終戦を完璧な勝利で終えることができました!!今年は最初からつまづいて、非常に厳しいシーズンでした。しかし、8耐で優勝できて、その後も苦労しましたがあきらめずに挑戦し続けた結果、最後に笑うことができました!これからもあきらめることなく挑戦し続けていきます!!ありがとうございました。(藤井)」

2012シーズンを終えての秋吉のコメントはこちらでご覧いただけます。 http://youtu.be/Nb6IFicRpG0

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